とても寒い日から突然ぽかぽかの春のようになったりと体がついていきません。昨年末からひいている風邪が治りきらない方が多いのではないでしょうか。
私もその一人…ビセイ(鼻声)のままで体そのものは元気です。が、声はちょっと出しづらくきついです。
きついと言えば、先日、練習曲などもっと厳しい態度でのぞんでほしい・・みたいな意見をちょうだいしました。まずまず弾けるお子さんのお母様なのですが、「よし!」とするレベルが私よりずっと高い。完璧主義者?なのかもしれませんが、すごい意気込みを感じます。
練習曲の意味とはなんなのかしらん?と考えてみる・・・
指の動きや音型によって手の使い方を覚える、
フレーズや曲想を感じ取って弾く練習、
和音進行や終止を考えて弾く、
ソナタなどの曲で使えるように応用力をつける、
と、こんな感じを思い浮かべてみました。まだまだあるとは思いますが。
時間も長くかけると?
大体の人はある程度弾けるようなってしまうと、そんなに練習しなくても弾けてしまうので惰性的になってしまいやすい。(そんなことはない!きちんとやっているぞ!!という方もいらっしゃるでしょうけれど。)
それならば!!と生徒さんの性格や練習状態を考えてサッと進んでしまうことがあります。1つの練習曲にこだわらず数をこなして色々な曲に対応できるようになってほしいという願いも込めて「じゃ、次の曲をしましょう」と○にしています。
将来音楽を勉強していこうを思っている人も趣味で楽しくと思っている人も「1音も間違えずに弾くことだけでなく、注意されたこともきちんと守って自分の考えていることを音に表しつつ完璧に弾けて1つの曲を終わりにする」のは(練習曲に限らず)目指してほしいこととではないかなぁと思っています。それに弾いた自分も聴いていた人も満足できたら、さらにステキですよね。
難しいことですけど、目指してほしいなぁ!
それともガンガン注意されないとダメかなぁ? 厳しいのがお好き??
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