まいピアノが運べたらいいのに!?

3月の終わりから咲き始めた桜(東京です)、まだなんとか残っていますね。

なんだか桜が咲くと見に行きたくて、じっとしていられません。

私の家のそばにも名所と言われるところがあります。


そんな中、前橋でのコンサートが終わりました。

平日の夜というのにもかかわらず、想像以上のお客様にお越しいただきました。

私にはアウェイ的な感じでしたので、紬音メンバーの方におんぶに抱っこ。

聴きに来てくださった方、お手伝いくださった方とメンバーに感謝を申し上げます。


コンサートの内容は演奏とお話(曲の説明など)で、あまり音楽に親しみの

ない方でも、通の方でも楽しんでいただけるようにとプログラムを組みました。

その効果もあったのか、来ていた音楽教室の関係でちいさなお子さん(生徒さん)

たちは、飽きず眠らず最後まで聴いていてくれたそうです。

聴いたお話を演奏中に「これがさっき話していたことだよ~」とお母様に教えていたとか。


でも、リハーサルは大変だったんです。

ピアノの響きがなんとも言いようがない。

響き過ぎてしまうのです。ちょっとさわっただけでび~ん!

フォルテで弾くとギャ~~ン! あっちゃ~~!

スタインウェイなのに、なんだか出来の悪い国産ピアノみたいな音・・。


前につかった時にプロコフィエフのピアノ協奏曲を演奏したとかで、

それ仕様になっていました。調律の方が懸命に直してくださったのですが、

リハ開始時間にはまだまだ直りきらず、こうなったら慣れるしかない!!!


リハでは苦労して時間もかけて、もうちょっと慣れておこうか・・

という時に見かねた調律の方が開演ぎりぎりまで調整してくださいました。

でも、直してくださるということは、ピアノが変わる!!

今までのは。。。忘れるしか。。。


終わってみると、お客様から、

「良い音でした。ダイレクトで優しい音、力強い音、色々な音色が

伝わってきました」なぞと言っていただきました。

どのように客席に響いているのか心配だったのですが、ホッとしました。


ピアノはその場所にあるもので演奏するので、ホント、大変ですよね。

自分のピアノが持ち運べるような大ピアニストならなぁ・・とつくづ思った

夜でした。




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